徳島県畜産GAP推進協議会とは
令和7年9月には安全・安心でおいしい「県産GAP畜産物」のブランド力の強化を図り、国内外の販路開拓・地域振興を推進することを目的に、生産者(養豚、肉用鶏、採卵鶏)、流通事業者、行政機関が一丸となって活動するための「徳島県畜産GAP推進協議会」が設立されました。
協議会の概要
- 対象畜種
- 養豚、肉用鶏、採卵鶏
- 対象条件
- 「JGAP 畜産」認証取得した徳島県内生産者
- 構成員
-
生産者、流通事業者、
畜産コンサルタント(獣医師)、
行政 - アドバイザー
- 徳島県
- 設立時期
- 令和7年9月18日
なぜ、今、徳島県は畜産GAPに
本気で取り組むか
畜産業を巡る情勢は、近年、「高齢化・担い手不足」、「飼料・資材高騰」、「エネルギー環境問題」、「産地間競争激化」、「グローバル化」など、厳しい局面に立っています。
こうした昨今の状況下、徳島県では、特に急拡大するインバウンド需要や海外輸出など、畜産を取り巻くグローバル化の加速化を踏まえ、持続可能な畜産経営や食の安全確保、アニマルウェルフェアなどの分野を含む「畜産GAP」認証を重要な取組として位置づけております。
令和元年に創設した県独自の牛肉認定制度「とくしま三ッ星ビーフ」では、「畜産GAP」認証を高い生産工程管理としてだけでなく、畜産物の高付加価値化につながるものと捉え、ブランド展開しています。
他のブランド牛の多くが肉質や等級に偏ったブランド作りになっていることに対し、その牛が育った環境や生産牧場の価値に着目したブランディングと、積極的な広報活動も合わせ、「畜産GAP」の新たな活用法を切り開き、「GAP Japan アワード 2023」(一般財団法人 日本GAP協会)受賞するなど国内外で高い評価をいただいております。
こうした「とくしま三ッ星ビーフ」で実践している「畜産GAP」を基盤とした展開は、県内の肉用牛以外の他畜種生産者の意識醸成にもつながり、認証取得に向け取り組む生産者が増えています。
徳島県では、このような「畜産GAP」認証を基盤としたブランド展開を進めていくことで、県内畜産業の活性化と「県産GAP畜産物」の消費拡大を図り、国内外に発信していきたいと考えています。
徳島県農林水産部畜産振興課
JGAP畜産認証とは
農場が持続可能で責任ある生産に取り組んでいることを証明する制度です。この認証を受けた農場では、次のような取り組みが行われています。
- 食品安全:生産履歴の記録や衛生管理を徹底し、消費者の食卓に安心をお届けします。
- 労働安全:農場で働く人の安全や健康を守り、安心して働け る環境を整えています。
- アニマルウェルフェア:家畜が健康で快適に過ごせるよう、飼養環境や飼料管理に配慮しています。
- 環境保全:水や土、空気を汚さないように資源を大切に使い、地域の自然環境を守ります。
- SDGsへの貢献:持続可能な農業を通じて、「安心できる食」「働きがい」「環境との共生」など、国連が掲げる持続可能な開発目標にもつながっています。
JGAP畜産認証は、ただ「おいしい」だけでなく、未来にやさしい農業と食の仕組みを支える取り組みです。
リンク集
Linksイシイフーズ
徳島で「神山鶏」などのブランド鶏を生産。抗生物質不使用の飼育にこだわり、食の安全と循環型農業を推進する企業です。
たむらのタマゴ
徳島県阿南市で、エサと水にこだわり健康な鶏を育てる養鶏家。コクの深い「濃密」など、鮮度抜群で高品質な卵を届けています。
石井養豚センター
獣医師管理のもと「阿波美豚」を育てる養豚農場。非遺伝子組み換え飼料など、豚の健康と環境を第一に考えた生産を行っています。
日本GAP協会
農業の安全性や環境保全の基準「JGAP」を運営する団体。持続可能な農業の普及を通じて、食の信頼と産地向上を支援しています。
自然派ハム工房 リーベフラウ
自社農場の「阿波美豚」を使用した無添加ハム・ソーセージの専門店。ドイツの伝統製法を守る、素材を活かした味が特徴です。